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ファンケル/ノイエスの譲渡に伴い、債権放棄を正式決定

2013年07月01日 / 経営

ファンケルは6月28日、100%子会社であるノイエスの全株式を7月1日付で譲渡することを決定した。これに伴い、6月28日付けでノイエスに対する債権を放棄する。

ノイエスは、エステティックサロンを経営する子会社。

譲渡の相手先と譲渡額は非公表。

放棄する債権の総額は9億1200万円。このうち6億1900万円については、2013年3月期までに貸倒引当金を計上済み。債権放棄を行う場合に新たに計上する損失額は、引当金額との差額2億9300万円。

ファンケルは、ノイエスの業務改善に努めたものの、厳しい事業環境を打開できなかった。

同社は、債権放棄により損失が発生するものの、ノイエスの財産・収益状況や見通しと照らし合わせると、支援の継続や清算などの手段を選ぶ場合よりも損失が小さいと見込まれるため、今回の決定に至ったとしている。

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