アサヒグループ/インドネシア第2位の飲料水ブランドなど買収
2013年11月18日 / 経営
アサヒグループホールディングスは11月15日、インドネシアで飲料水事業を展開するために設立した合弁会社2社を通じ、現地企業から主要ブランドと生産拠点などを取得すると発表した。
取得額は約2.2兆インドネシアルピア(約189億円)で、2014年3月頃、取得手続きの完了を予定している。
取得するのは、インドネシアの飲料水業界第2位のティルタ・バハギアグループの資産。主要ブランド「Club」と同国内の19の工場などを譲り受ける。
今回の事業取得により、アサヒはインドネシアの容器入り飲料水市場に本格参入する。同市場は、中間層の増加などを背景に年率15%で拡大する有望市場とされる。
アサヒは、インドネシアの食品大手インドフードと設立した合弁会社2社と現地企業との間で、10月にミネラルウォーターの製造会社と販売会社を合弁でそれぞれ設立した。今回の事業取得は、これら2社を通じて行われる。
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