カネボウ／「白斑」症状の解明・治療に向け基金設立、2年で6000万円拠出

2014年01月28日／経営

カネボウ化粧品は1月28日、同社の「ロドデノール」配合美白化粧品を使用した人に「白斑」症状が出た問題で、病態の解明と治療法などの確立を目的とした基金を設立するため、助成金を拠出すると発表した。

基金の名称は、「化学物質（ロドデノール）による白斑研究基金」。運営期間は2014年1月23日～2016年3月31日までの約2年間。カネボウは、毎年度3000万円、2年間で総額6000万円を助成する。

基金は、独立した立場の運営委員会が、研究の公募・審査・助成金交付などを行う。

■公募概要
白斑様症状研究に関連する各学会（日本皮膚科学会、日本研究皮膚科学会、日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会）のホームページで公開

日本研究皮膚科学会　 http://www.jsid.org/

日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会　 http://www.jsdacd.org/

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