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コカ・コーラウエスト/447人が希望退職枠に応募、43億円の特損計上で通期予想引き下げ

2014年01月29日 / 経営

コカ・コーラウエストは1月29日、同社が昨年11月に最大300人として募った希望退職者枠に、447人が応募したと発表した。

同社は同時に、グループの構造改革として進める業務の再編や外部委託に絡み、グループ内外への社員の移籍・転籍も実施。これらに伴って発生する退職加算一時金や、転籍一時金、移籍一時金などの費用として、2013年12月期に43億2700万円を特別損失に計上する予定だ。

もっとも、業務の外部委託を交渉している一部企業との協議が続いているため、費用の一部については、2014年12月期にも特損として計上する見込みという。

業務の外部委託に伴って募集した転籍者の枠は約650人。委託先との交渉が継続するなか、現在、転籍が確定しているのは186人。

一方、グループ内での業務再編に絡んで募集した移籍者数は、約2000人の枠に対して1919人が確定している。

これに伴い、同社は同日、2013年12月期の業績予想を下方修正した。売上高を従来予想の4406億円から4317億1100万円に、営業利益を178億円から159億2700万円に、経常利益を179億円から166億600万円に、純利益を177億円から136億2500万円に、それぞれ引き下げた。

販売数量の減少や納入価格の下落なども背景という。

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