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コカ・コーラウエスト/当期損失59億円

2009年10月28日 / 決算

コカ・コーラウエストが10月28日に発表した2009年12月期第3四半期決算によると、売上高は2842億2100万円(前年同期比6.3%減)、営業利益15億6900万円(83.8%減)、経常利益15億6700万円(85.2%減)、当期損失59億1200万円(前期は34億5500万円の当期利益)となった。

ことし1月1日付でコカ・コーラウエストジャパン、近畿コカ・コーラボトリング、三笠コカ・コーラボトリングを統合し発足したコカ・コーラウエストは、この需給管理体制の変革で、商品仕入から自社製造に切り替えたため、西日本エリアの他コカ・コーラボトラーに対する商品販売が増加した。

しかし、この変革でコカ・コーラナショナルビバレッジからの受託加工・物流収入はなくなり、夏場の天候不順の影響などでエリア内での販売数量が減少し、売上高は減収となった。

利益面では、売上高の減少要因の影響で営業利益は81億3600万円減少、経常利益も90億1300万円減少し、当期利益も93億6800万円減少し、損失となった。

通期は売上高3741億円(5.4%減)、営業利益20億円(81.0%減)、経常利益21億円(81.0%減)、当期損失104億円を見込んでいる。

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