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日清食品/即席麺の賞味期限を1~2か月延長、4月から

2014年01月30日 / 経営

日清食品は1月30日、インスタントラーメンの賞味期限を4月1日以降の製造分より延長すると発表した。業界団体である日本即席食品工業協会が定めたガイドラインに沿った措置。

同社はこれにより、カップ麺は従来の5か月から6か月に、袋麺は従来の6か月から8か月に、それぞれ賞味期限を延長する。

世界の穀物需給がひっ迫する一方で、毎年多くの食品ロスが出ていることが問題となるなか、食品の賞味期限を延長することで、家庭でのストックなどによる賞味期限切れを減らし、食品ロスの削減に寄与することが目的という。

日本即席食品工業協会は2012年1月から、賞味期限延長の可能性について探っており、加盟各社が保存試験データなどを持ち寄って検討を重ねた結果、少なくとも1~2か月の賞味期限の延長が可能との結論を得たという。

■即席めんの期限表示設定のためのガイドライン(日本即席食品工業協会HP)
http://www.instantramen.or.jp/outline/outline15.html

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