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キッコーマン/埼玉県久喜市に新工場竣工、「うちのごはん」の生産強化

2013年05月31日 / 経営

キッコーマンは5月31日、埼玉県久喜市に建設していた「キッコーマン新食品工場(埼玉キッコーマン)」が竣工したと発表した。すでに12年12月にテスト稼働を開始しており、今年7~8月くらいにフル稼働する予定という。

<新工場 イメージ>
新工場 イメージ

新工場では、主に和風惣菜の素「うちのごはん」シリーズを製造する。これまでは外注生産だったが、新工場の建設で、同シリーズを自社工場で生産する体制を整える。

「うちのごはん」シリーズは、2002年から首都圏エリアで販売を開始、2003年からは全国で販売している。短時間で簡単に和風惣菜をつくることができるシリーズとして、年々売上を伸ばしているという。

同工場は、久喜市の「久喜清久(きよく)工業団地周辺地区」に建設。東京都心から約50キロメートル、東北自動車道「久喜インターチェンジ」と圏央道「白岡菖蒲インターチェンジ」から、それぞれ約3キロメートルの地点にある。

■新工場の概要
社名:埼玉キッコーマン株式会社
所在地:埼玉県久喜市北中曽根字川妻752番地1
敷地面積:6万6115㎡
延床面積:3221㎡
建物の階数:管理棟 2階建て、生産棟 平屋建て
生産品目:和風おそうざいの素「うちのごはん」シリーズ
生産能力:年間約3000万個
従業員数:約60名
投資金額:約45億円

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