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マルハニチロ/自主回収などで41%減益=14年3月期

2014年05月07日 / 経営

マルハニチロは5月7日、2014年3月期通期の連結決算を発表した。

売上高は前の期比5.2%増の8517億円、営業利益は11.4%減の106億円、経常利益は5.3%増の139億円、純利益は41.4%減の31億円だった。

水産事業は6.2%増収、セグメント利益は95.6%増加。食品事業は4.2%増収となったが、セグメント利益は57.6%減少した。保管物流事業は3.4%減収、セグメント利益は22.1%減。

昨年12月29日に発表したアクリフーズ群馬工場生産品の自主回収に伴う費用として、50億4200万円を特別損失に計上したことが利益を圧迫した。

2015年3月期については、売上高が旧マルハニチロホールディングスの前期実績比で0.2%減の8500億円、営業利益が同3.5%増の110億円、経常利益が同28.3%減の100億円、純利益が同56.7%増の50億円になると見込んでいる。

マルハニチロは、旧マルハニチロ水産を存続会社として、4月1日付で親会社のマルハニチロホールディングス、マルハニチロ食品、マルハニチロ畜産、マルハニチロマネジメント、アクリフーズなどを吸収合併して生まれた会社。同日付で社名変更した。

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