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味の素/新甘味料「アドバンテーム」、欧州と米国で認可取得

2014年05月27日 / 商品

味の素は5月27日、独自開発した甘味料「アドバンテーム」が、欧州委員会と米食品医薬品局(FDA)の食品添加物認可を取得したと発表した。

欧州委員会からは5月14日に、FDAからは5月19日に、それぞれ認可を受けた。

「アドバンテーム」は、味の素が開発したアミノ酸系高甘味度甘味料。砂糖の2万~4万倍の甘味度を持ち、味質の改善やコストダウンなどに役立つとしている。

「アドバンテーム」は、フレーバーの安全性評価制度である米FEMA GRASを2010年6月に取得。米国やFEMAに準拠しているASEAN(東南アジア諸国連合)・南米各国で、風味を増強させる風味改良剤としてすでに販売されている。

今回、欧州委員会とFDAから食品添加物認可を取得したことで、多目的に使用できる甘味料として、卓上甘味料や焼き菓子、ソフトドリンク、デザート、ジャム、チューインガムといった幅広い食品に使えるようになるという。

日本国内でも食品添加物の認可を申請中で、認可取得後に販売を開始する予定。

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