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キリンビバレッジ/「ファイア」などの賞味期限を「年月表示」に移行

2014年06月03日 / 経営

キリンビバレッジは6月3日、缶コーヒー「ファイア」など(ギフト用商品を除く)の賞味期限を「年月日表示」から「年月表示」に切り替える方針を発表した。サントリー食品インターナショナルも、缶コーヒー「ボス」や「サントリーウーロン茶」などを「年月表示」に移行するという。それぞれ、6月製造分から順次切り替える予定。

2社に限らず、今後、主要飲料メーカー各社が賞味期限が1年以上の商品について、「年月表示」への移行を図っていくとしている。

国内の消費財流通企業は、非競争分野における共通課題を解決するため、2011年に業界組織の「日本TCGF」を設立。これに参加している飲料メーカー各社は、13年5月以降の製造分から、国産水の賞味期限表示を「年月日表示」から「年月表示」に移行した。サプライチェーン上の環境負荷や非効率さの軽減などが目的だった。

この取り組みが進んだことを受け、表示切替の対象を広げる動きに出る。

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