ロート製薬／新役職「CHO（最高健康責任者）」を設置

2014年06月24日／経営

ロート製薬は6月24日、新たな役職として、「チーフヘルスオフィサー（Chief Health Officer、最高健康責任者）」を設置すると発表した。

初代CHOには、取締役副社長海外事業・技術担当に就任したジュネジャ・レカ・ラジュ氏が就任する。

役職の新設は、社員に限らず、社会全体の健康に貢献するための事業展開を強化することが目的という。

同社はこれまで、社員の健康増進を目的に、定例の健康診断や産業医による健康指導に加え、食生活の改善をサポートしたり、運動・体力測定の実施や外部の専門家の助言を交えた個々人の健康づくり支援などを行ってきた。

こうした社員向けの施策に注力していることに加え、現在、国内外でアグリビジネスなどをはじめとした「ソーシャルヘルスケアビジネス」を推進していることもあり、「健康」を上位概念に置いた経営方針を明確にするため、「CHO」の設置を決めた。

今後、ヘルスケア全般に関する社会貢献活動、国内外の関連事業推進、研究開発をさらに加速していくとしている。

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