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日本製粉/8月から家庭用の強力粉を値上げ、薄力・中力粉は値下げ

2014年06月30日 / 経営

日本製粉は6月30日、輸入小麦の政府売渡価格が4月1日から改定されたことを受け、家庭用小麦粉の価格を8月1日出荷分から改定すると発表した。

薄力粉・中力粉を約1%値下げする一方で、強力粉を約0.7%値上げする。

輸入小麦の政府売渡価格は、消費税率の5%から8%への引き上げに伴い、4月に税込みベースでは1トン当たり2.3%引き上げられた。

もっとも、政府売渡価格を改定する際の参考基準となる、直近6か月の対象期間2013年9月~2014年2月の税抜き平均買付価格は、5銘柄平均で1トン当たり5万4250円となり、0.5%下落している。

豪州産小麦の輸出価格が軟調だった一方で、カナダ産小麦価格が鉄道輸送の停滞などを背景に上昇したことによる。

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