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マルハニチロ/第三者検証委員会の群馬工場視察・検証結果を公表

2014年07月30日 / 経営

マルハニチロは7月30日、農薬混入事件に関する第三者検証委員会による群馬工場視察・検証結果報告書を公表した。

7月28日に視察・検証を実施したもので、改善要求事項に対する稼働再開前の改善状況の確認を行った。

委員会では、改善されていることを確認し、契約社員へのヒアリングから、ハード面だけではなく、ソフト面における細かい努力が伺えたとしている。

ヒアリングを通じて、工場管理職から説明を受けた改善内容について、説明内容どおり実際に活動されていることを確認し、日本では最高水準のフードディフェンス工場であると評価できるとしている。

「事件を起こした工場として、フードディフェンス対応に偏らざるを得ないが、今後、生産を再開し、生産量が増えていく中で、工場全体に占めるフードディフェンス活動の突出が懸念される」とコメントしている。

「一定期間経過した段階で、不要な部分の見直しが必要であり、柔軟であってよいと考える。契約社員へのコミュニケーションを通じて、運用面、ソフト面での工夫をさらに進めていただきたい」と要望している。

■農薬混入事件に関する第三者検証委員会、群馬工場視察・検証結果報告書
http://file.tdx.co.jp/news/20140730_daisansya-kensyo-iinkai_houkokusyo_gunma.pdf

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