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味の素/コク味物質「グルタミルバリルグリシン」が、厚労省の認可取得

2014年08月20日 / 経営

味の素が、長年の研究によって工業化に成功したコク味物質「グルタミルバリルグリシン」が、8月8日に厚生労働省の食品添加物認可を取得した。同社が19日に発表した。

「グルタミルバリルグリシン」は、自然界に存在するコク味物質。甘味・苦味・酸味・塩味・うま味の基本味を増強するほか、味の厚みと広がりを増幅させ、口当たりのよさを改善する働きをするという。

アミノ酸のグルタミン酸、バリン、グリシンが結合した「トリペプチド」で、帆立貝や本醸造醤油、魚醤などに含まれる形で自然界に存在する。

エキスや乳、油脂などの天然素材の味や風味を増強・改善する効果があるため、同社グループ商品の品質向上やコストダウンにつながると期待されている。

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