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資生堂/「化粧品の成分の動物実験廃止を目指す」円卓会議を開催

2013年01月29日 / 経営

資生堂は1月25日、第5回「化粧品の成分の動物実験廃止を目指す」円卓会議を本社事務所のある汐留オフィスで開催した。動物愛護団体、福祉団体、動物実験代替法の専門家など8名の社外有識者が参加した。

動物実験廃止に向けたこれまでの取り組みの成果や進捗を共有したほか、現状で各ステークホルダーが何をすべきかについて、意見交換した。

同社は化粧品開発を行う上で、化粧品そのものを使った動物実験はしていないという。化粧品の原料については、2010年3月に策定した方針に従い、2011年3月までに自社での動物実験をすべて廃止した。

もっとも、法規で定められている場合や、現在の科学の水準では動物実験の代替法の選択肢がなく、商品の安全保証上やむをえない場合については、外部機関に委託しているという。

しかし、動物実験廃止に向けた取り組みで最も先進的な「EUの法規(EU化粧品指令)」にあわせ、2013年3月までにこれら外部機関への委託も含めて動物実験の廃止を目指している。

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