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ICCAT/大西洋クロマグロの漁獲枠拡大、15年日本の割り当て量は18%増

2014年11月18日 / 経営

大西洋クロマグロなどの漁獲枠を決定する「大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)」の年次会合が、11月10日から17日までイタリアのジェノヴァで開催され、2015年の漁獲枠が14年から拡大されることが決まった。漁獲枠の拡大は、2年ぶり。

同地域のクロマグロ漁獲枠の大半を占める東大西洋の漁獲枠について、14年の1万3400トンから、15年は約2割拡大し、1万6142トンとする。その後も、17年まで毎年2割程度ずつ拡大していく。17年の漁獲枠は2万3155トンとなる見通し。

これに伴い、日本の割り当て量も増加する。14年は1139トンだったが、15年は1345トンまで増える。その後も17年までは18~20%ずつ拡大され、17年には1930トンとなる見込みだ。

一方、太平洋クロマグロについては、国際自然保護連合(IUCN)が17日に、絶滅危惧種として「レッドリスト」に指定するなど、資源保護を求める動きが強まっている。

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