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サントリー食品/2013年売上高目標、5%増の1兆450億円

2013年01月30日 / 経営

サントリー食品インターナショナルは1月29日、2013年事業方針を発表し、2013年売上高について1兆450億円(対前年5%増)を目指すとした。

国内では、重点ブランドの強化、新規需要の創造、自動販売機ビジネスの強化、SCM活動のさらなる推進を行うことで、売上高7270億円(6%増)、販売数量4億720万ケース(4%増)を目指す。

重点ブランドの強化として缶コーヒーのBOSSは、主力4商品に「超」を加えた主力5商品を中心に、8430万ケース(3%増)、「伊右衛門」は、ブランド計で5340万ケース(10%増)、「サントリー ウーロン茶」は、3360万ケース(1%増)を目指す。

この他、「サントリー天然水」は、6370万ケース(0%)だが、「PEPSI」ブランド計で3400万ケース(17%増)、「オランジーナ」は、1200万ケース(33%増)を大幅に増やす計画だ。

自動販売機ビジネスの強化として、自動販売機のロケーション開拓活動を強力に推進する。

消費電力量国内最小の新型省エネ自動販売機などの新機材への投資、商品補充活動の無駄を省くため、グループ会社が管理する自動販売機の無線オンライン化などによるオペレーションサービスレベルの向上と効率化に取り組む。

国際事業は、Orangina Schweppes(オランジーナ シュウェップス) Groupを中心にした“欧州”、Frucor(フルコア) Groupを中心にした“オセアニア”、サントリー食品アジア社やその傘下のCerebos(セレボス) Pacific Limited、PT SUNTORY GARUDA(ガルーダ) BEVERAGE等による“東南アジア”を中心に事業を展開し、売上高3180億円(5%増)を目指す。

新興市場では、ベトナムでの飲料事業の開始、インドネシアでの事業拡大のほか、SUNTORY BEVERAGE & FOOD Middle East, Africa and LatAm S.L.が、中東・アフリカ・ラテンアメリカ市場での事業開発も模索していく。

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