サントリー食品/14年12月期は2ケタ増収増益
2015年02月13日 / 経営
サントリー食品インターナショナルは2月13日、2014年12月期通期(1~12月)の連結決算を発表した。
売上高は前の期比12.1%増の1兆2572億円、営業利益は18.2%増の859億円、経常利益は22.3%増の822億円、純利益は16.2%増の362億円だった。
EBITDA(利払い・税・償却前利益)は、15.3%増の1611億円。
国内事業の売上高は、0.8%増。国内の販売数量は、ほぼ横ばいとなった。
カテゴリ別の販売数量は、水とコーヒーが6%増。コーラ以外の炭酸飲料は、前の期並み。
無糖茶は1%減、コーラは2%減、機能性飲料は8%減、果汁飲料は11%減、紅茶飲料は13%減。
同事業のセグメント利益は2.7%増。特定保健用食品(トクホ)の販売強化を進めて商品構成を改善したことに加え、ペットボトルなどの軽量化などが寄与した。
国際事業の売上高は、32.3%増加。セグメント利益は27.4%増。
2015年12月期については、売上高を1兆3000億円(前期比3.4%増)、営業利益を920億円(7.0%増)、経常利益を880億円(7.0%増)、純利益は420億円(15.9%増)になると見込んでいる。EBITDAは1700億円(5.6%増)を予想。
想定為替レートは、ドル・円を120円、ユーロ・円を135円としている。