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サントリー食品/1~6月期は2ケタ増収増益

2014年08月05日 / 経営

サントリー食品インターナショナルは8月5日、2014年12月期第2四半期(1~6月)の連結決算を発表した。

売上高は前年同期比15.5%増の5981億円、営業利益は25.9%増の347億円、経常利益は31.3%増の330億円、純利益は23.8%増の148億円だった。

EBITDA(利払い・税・償却前利益)は、19.8%増の720億円。

国内事業の売上高は、3.7%増の3437億円。国内の販売数量は3%増加した。

カテゴリ別の販売数量は、水が10%増、機能性飲料が11%増と大きく伸びた。コーヒーは8%増、無糖茶は2%増、コーラは3%増、コーラ以外の炭酸飲料は3%増だった。一方、果汁飲料は9%減、紅茶飲料は14%減。

国内事業のセグメント利益は13.5%増の192億円。ペットボトルのいっそうの軽量化に取り組むなど、生産・物流面でのコスト削減策に引き続き注力した。

国際事業の売上高は、36.4%増の2544億円。英グラクソ・スミスクラインから取得した「ルコゼード」と「ライビーナ」の2ブランドの事業を英国などで開始したことを受け、欧州の売上高が74.6%増加。

米ペプシコとの合弁会社がベトナムで事業を開始した効果で、アジアの売上高は23.9%増加。

米州では4.7%減収。オセアニアは4.4%増収。

為替変動の影響を除くと、国際事業の売上高は28.2%増。欧州は56.2%増、アジアは23.8%増、米州では11.0%減、オセアニアでは0.5%増となった。

国際事業のセグメント利益は27.0%増の282億円。国内で蓄積した研究開発技術やコスト改善のノウハウを生かしたことが、収益の改善につながった。

通期予想は据え置き。売上高を前期比12.4%増の1兆2600億円、営業利益を16.9%増の850億円、経常利益を16.0%増の780億円、純利益を12.2%増の350億円と見込んでいる。EBITDAは14.6%増の1600億円とみている。

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