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牛乳石鹸／環境負荷大きく減らす国内初のプラント完成

2013年06月25日 ／ 経営

牛乳石鹸を手がける牛乳石鹸共進社は6月24日、環境負荷を減らす「甘水エコロジープラント」を大阪市の安田工場に建設したと発表した。

同プラントは、石鹸の製造で生じる廃液(甘水)の有機物からバイオガスを回収、工場のエネルギー源として使用するシステムで、日本初の試みという。

安田工場では、年間約1億2000万個の石鹸を製造している。その際に発生する廃液である「甘水」の処理・再利用には、従来、多大なエネルギーが消費されてきた。

しかし、今回の新プラントが採用するシステムを用いることで、大幅な省エネルギー、省CO2、産業廃棄物の削減を実現できるとしている。

■導入効果
・一次エネルギー削減効果　257KL/年(原油換算) 工場全体の10.6％削減
・CO2削減効果　526ton- CO2/年　工場全体の11.0％削減
・産業廃棄物の削減効果　1200ton/年　工場全体の80.0％削減

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