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住友化学/化学・生物農薬を一体運営体制に

2015年04月01日 / 経営

住友化学は4月1日から、化学農薬と生物農薬の事業運営を一体化する。グローバル農薬事業の体制強化が目的。3月31日に発表した。

これまで、同社グループのグローバル農薬事業は、化学農薬については住友化学が、生物農薬については米ベーラント・バイオサイエンス(VBC)がそれぞれ統括してきた。ベーラント・バイオサイエンスは、住友化学が100%出資するベーラントU.S.Aの完全子会社。

今後は、生物農薬についても、マーケティング・プロダクトマネジメント・新規製品開発・事業開発・事業企画の機能を住友化学が直接統括し、化学農薬と生物農薬の事業を一体的に運営する。

さらに、今後1年以内をめどに、研究・農薬登録の機能についても、VBCから住友化学に統合する。同社が海外の関係会社と直接連携することで、市場のニーズに対し、より迅速、的確に対応するとしている。

一方、生物農薬に関する事業目標や研究・製造・サプライチェーンなどは、新たに設置する生物農薬ビジネスユニットが責任を担う体制にする。

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