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ファンケル/美白の新たなメカニズムを解明

2012年01月11日 / トピックス経営

ファンケルは、美白の新たなメカニズムの研究を発表した。
<新たなシミ形成メカニズム>20120111fancel.jpg
皮膚細胞内に存在し、連鎖的に炎症を拡大する作用を持つ「マクロファージ遊走阻止因子(MIF)」というタンパク質に着目して研究してきた結果、MIFが、メラニンを分泌するメラノサイトを直接活性化するのではなく、表皮細胞に作用して、メラノサイトを刺激することでシミ形成を促進し、メラニンを表皮に届けるためのタンパク質の産生を促進するという、新たなシミ形成メカニズムを解明したという。
富山大学医学部皮膚科学教室の清水忠道教授と北海道情報大学経営情報学部医療情報学科の西平順教授との共同研究により解明したもの。
紫外線やあらゆる刺激によって引き起こされる肌内部の炎症によって即座に誘導される「MIF」の分泌をコントロールすることが、美白ケアにとって有用であることも確認した。
これらをふまえて、さらに研究を重ねた結果、キク科のトウキンセンカから抽出した「トウキンセンカエキス」に、MIFの分泌抑制効果を見出し、同成分を配合した美白の新製品を、2012年3月20日に発売する予定だ。

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