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資生堂/植物原料の生産に着手、2014年の実用化目指す

2013年03月28日 / 経営

資生堂は、自社の工場敷地内に、生薬原料となる植物を効率的に栽培できる実験施設を設置し、このほど試験運用を開始した。

<植物栽培実験施設>

植物栽培実験施設

<植物栽培実験施設(内部)>

植物栽培実験施設(内部)

2012年12月、静岡県の掛川工場「実験棟」内に「植物栽培実験施設」を新設。あわせて、同工場敷地内に「実験農場」も開設した。4月から本格運用を始める。

<実験農場>

実験農場

これらの取り組みにより、“生産者の顔がみえる”安心・安全な植物原料の開発に着手するとしている。

今後は、早ければ2014年に、自社の管理下で栽培した植物を配合した化粧品の発売を目指す。

将来的には、原料メーカーの協力を得て、自社による原料植物の栽培と植物原料の生産を徐々に拡大していく。

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