流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ライオン/通期の利益予想を下方修正、販売競争激化が影響

2012年11月06日 / 経営

ライオンは11月6日、2012年12月期の通期業績予想を下方修正した。売上高は従来予想の3350億円(前期比2.3%増)で据え置くものの、営業利益を従来予想の120億円から80億円(28.4%減)に、経常利益を130億円から90億円(26.1%減)に、純利益を70億円から42億円(3.0%増)に引き下げた。

売上高は概ね想定通りと見込むものの、主力の国内消費財事業において競争が激化しており、商品構成の変動による原価率の上昇や、競争対応による販売促進費の増加が利益を圧迫する見通し。投資有価証券評価損の計上も純利益を下押す。

第3四半期(1~9月)決算は、売上高が2382億8700万円(前年同期比2.2%増)、営業利益が11億4200万円(77.2%減)、経常利益が19億4900万円(66.1%減)、純利益が8700万円(90.2%減)だった。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧