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イオン/エコ衣料ショップでリサイクルモデル事業に参画

2010年01月27日 / トピックス

イオンリテールが運営するリサイクルエコロジー衣料専門ショップ「SELF+SERVICE」(セルフサービス)が1月27日、繊維製品リサイクル・モデル事業の「FUKU-FUKU(フクフク)プロジェクト」に参画した。

セルフサービスは、ファッションデザイナーである永澤陽一氏のプロデュースで、婦人服や雑貨を販売する専門ショップ(52店舗)。

従来、ショップで購入した衣料品のリサイクル事業に取り組んでおり、2009年までの7年間で約10万枚の衣料品を回収し、工業用資材軍手や工業用雑巾などへのリサイクルのほか、再使用可能な商品は、海外のひとびとに古着として活用している。

セルフサービスでは、「FUKUーFUKUプロジェクト」の取り組みに賛同し、1月16日から2月7日までの約3週間、店頭での衣料品の回収実験を18店舗で実施している。回収した衣料品は、日本環境設計が、バイオエタノールなどへの再生や、再生資源の販売に至るリサイクルの仕組みの検証実験を行う。

プロジェクトは経済産業省と独立行政法人中小企業基盤整備機構が支援する繊維製品リサイクル・モデル事業の一環として複数の企業が連携している。日本環境設計が事務局となり、2009年8月から実施しており、「SELF+SERVICE」は、小売店が衣料品を回収する実験を行ううちの1社として参画する。イオングループとしては初めての参画となる。

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