流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ドゥ・ハウス/一般医薬品は薬局・ドラッグストアで購入が94.6%

2009年06月17日 / トピックス

ドゥ・ハウス(東京都港区)は6月17日、改正薬事法施行前の5月に、全国の20歳以上の男女を対象に一般医薬品の購入実態などのアンケート調査を実施しその結果概要を発表した。同時に、改正薬事法の施行に伴い一般医薬品の購入方法にどのような変化があるかも調査した。調査は5月27日-31日に実施し、ネットリサーチで調査。有効サンプル数709サンプルを得た

調査結果によると、「一般医薬品を薬局・ドラッグストアで購入することが多い」と答えた割合は94.6%とほぼ全部を占め、インターネットで購入することが多いと答えた割合は2.0%にとどまった。インターネットで購入している一般医薬品は、「ビタミン含有保健薬・ビタミン主薬製剤」が4.9%「風邪薬・鼻炎薬・のどの薬」が2.3%、「胃腸薬・整腸薬」が1.8%とすべて5%を下回った。

次に、「第一類・第二類にあたる一般用医薬品」がインターネットで購入できなくなることへの意識を聞くと、約8割が「医薬品のインターネット・通販での販売規制に不便さを感じていない」と回答。一般用医薬品をインターネットとスーパーなど薬局・ドラッグストア以外のどちらで購入できたほうが便利だと思うか、という設問には、約7割が「薬局・ドラッグストア以外で購入できるほうが便利」と回答した。このことから同社は、「改正薬事法施行前(5月)時点では、今回の改正薬事法施行を消費者は概ね歓迎している」といえるとしている。

医薬品の購入状況では、止瀉薬や頭痛薬では銘柄を決めて購入している場合が5割以上にのぼり、その他の医薬品では5割以上が銘柄を購入時に選定している結果となった。「銘柄を決めていない」と答えた割合が高い薬品類は「坐薬」が77.9%と最も高く、水虫治療薬が75.9%、酔い止め薬が75.7%。常備している割合が高い風邪薬、傷薬、かゆみ止めなども5割以上が購入時に銘柄を選定している。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧