流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ファミリーマート/Tポイントサービス利用でCRMを本格活用

2009年10月06日 / トピックス

ファミリーマートは10月6日、CRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)の本格活用を13日から、全国のファミリーマート約7500店舗で開始すると発表した。

同社は、2007年11月からカルチュア・コンビニエンス・クラブが展開しているTポイントサービスに参加しており、約3300万人の会員数を持つカード会員の属性や購買履歴、来店頻度などのデータを蓄積している。Tポイントサービスの仕組みを利用してCRMを本格活用する。

これまで一律に行っていたカード会員へのアプローチをデータに応じて細分化。個々の顧客に対してアプローチを実施することが可能となる。

カード会員のデータから得られる情報により個々の会員に最適なアプローチを、「ロイヤルカスタマー優遇システム」と称して開始する。

来店頻度や購買金額が高いファミリーマートのファンであるカード会員の支持を得るために、その他のカード会員よりポイントを多く付与するなどのキャンペーンや、割引クーポン配付を実施する。

Tポイントの仕組みを利用してTポイントサービスに参加している提携企業にファミリーマートのクーポンを発行してもらうなど、Tポイントという共通ポイントを軸に外からの誘導を図る。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧