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ペッパーフードサービス/O157で16店舗が行政処分

2009年09月14日 / トピックス

ペッパーフードサービスは9月14日、腸管出血性大腸菌O157による食中毒事故が発生した件で、ペッパーランチの16店舗が行政処分を受けたと発表した。

食品衛生法違反による処分。ほかに、3店舗が所轄の保健所の調査を受けている。

8月14日から29日にかけて、群馬、埼玉、東京、長野、新潟、奈良、京都、大阪、兵庫、広島、山口、香川、愛媛の各店舗で食事した客からO157による食中毒事故が発生したことが確認された。管轄保健所の検査によって、各店舗が提供した食事が原因と判断された。

大垣食肉供給センター協同組合で8月3日に製造した「角切りステーキ」用の食肉材の検体からO157が検出されたことが、14日の岐阜県の発表で判明。同食肉材が、各店舗で商品として提供された結果、発症した。

同社は、9月4日付で、全店で「角切りステーキ」の販売を中止。同ステーキ用の食肉材はすべて回収済み。協同組合との取引は中止している。

今後同社は、調理方法に関して、ステーキの両面を焼くなど、肉の中心温度が75度以上になるよう変更する。食肉事業者に対して、品質管理の強化を要求する考えだ。

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