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三菱総研/1月の米国小売売上高は7か月振りのプラス

2009年02月17日 / トピックス

三菱総合研究所は2月17日、1月の米国小売売上高についての集計分析を発表した。それによると、1月の小売売上高は前月比1.0%増だった。前月比では7か月ぶりにプラスに転じたものの、前年同月比では9.7%減だった。

商品別にみると、家具インテリア(前月比1.3%減)、建築資材(3.2%減)などは低調だったが、自動車関連(1.6%増)、電化製品(2.6%増)、衣料(1.6%増)などは順調に推移した。また、6か月ぶりに価格が上昇したガソリン(2.6%増)もプラスに転じた。

同研究所は、「昨年末のクリスマス商戦以降も値引きが続いたため客足が伸長した」と分析。一方で、「雇用環境の悪化など消費をめぐる状況は厳しさを増しており消費が下げ止まったとは判断できない」と指摘している。

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