千趣会/とちぎテレビの番組で通販コーナー
2009年11月02日 / トピックス
千趣会は11月2日、とちぎテレビの夕方の地元情報番組「イブニング6」内でデジタル放送の通販コーナーを4日からスタートすると発表した。
コーナー名は「HELLOBELLEMAISON!(ハローベルメゾン!)」で、毎週水曜日に栃木・宇都宮市内のショッピングモールにあるベルメゾンの実店舗「ベルメゾンマーケット宇都宮店」から商品を紹介する。
次代メディアとして注目するデジタルテレビ放送の双方向サービスを利用した新しい形態の通信販売・Tコマースを見据える狙いがある。
同社は従来、カタログ・店舗・PC・モバイルの顧客接点で「商品の見せ方」や「注文機能」を組み合わせたチャネルミックス戦略を展開してきた。今後は、2011年テレビのデジタル化完全移行を踏まえ、次代の顧客接点としてデジタルテレビにおける「テレビ放送」と「データ放送」の融合による「商品の見せ方」に着目し、新しいチャネルミックスの可能性を検証していく考えだ。
「ハローベルメゾン!」では、「テレビ放送」は、店舗とのチャネルミックスを考慮し、宇都宮市にある「ベルメゾンマーケット宇都宮店」から、とちぎテレビのアナウンサーと店長との掛け合いによる商品紹介を行う。テレビリモコンの「Dボタン」を押すことで得られる「データ放送」では、一般的に使われているデータ放送の活用事例を参考にした商品詳細のほかに、キャッチアップデータとして、同社のPC・モバイルサイト「ベルメゾンネット」で投稿された商品レビューを活用する。
ユーザーがクチコミ・商品レビューを閲覧し、情報によって購買意欲が高まる傾向にあるため、「データ放送」は、商品レビューを中心に置き、商品購入者の感想や意見を参考にしてもらうことで「テレビ放送」の動画だけでは得られない情報をユーザーに提供し、商品に対する気づきや出会いを演出する。