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ベルーナ/売上高15.8%減、営業利益42.5%減

2009年11月02日 / 決算

ベルーナが11月2日に発表した2010年3月期第2四半期業績によると、売上高460億800万円(前年同期比15.8%減)、営業利益15億2500万円(42.5%減)、経常利益16億5900万円(25.8%減)、当期利益10億3900万円(134.4%増)となった。

配送リードタイムの大幅短縮などのサービスレベルの向上に努め、リピート顧客の増大と新規顧客の開拓に取り組んだ。5月にベルネットインターナショナルホンコンリミテッドとビーエヌインターナショナルユーエスエーインクが輸入代行事業から実質的に撤退したことや、消費者の低価格志向の影響、営業貸付金の圧縮に努めたことなど減収となった。

利益面は、輸入代行事業からの撤退やプロパティ事業で営業損失を計上したことなどから営業利益は前年同期比42.5%減だったが、業績予想は上回ることができた。前年同期に特別損失として計上した、投資有価証券評価損(11億4900万円)がなかったことなどにより、当期利益は業績予想を上回った。

主力のカタログ事業では、個人消費低迷の影響を受け、カタログ発行部数を削減した。特に、家庭用品部門が相対的に不調で全体での売上高は9.3%減の284億3400万円となった。営業損益では、アパレル部門が秋冬シーズンに入った8、9月に健闘したが、営業損失5億1100万円(前年同期は5億1200万円の営業損失)の計上となった。

単品通販事業では、輸入代行事業から撤退したベルネットインターナショナルホンコンリミテッドとビーエヌインターナショナルユーエスエーインクの影響が大きく、売上高は18.5%減の105億7200万円、営業利益は61.7%減の6億8900万円だった。

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