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野村総合研究所/2014年度のポイント・マイレージ発行総額9849億円

2010年04月15日 / トピックス

野村総合研究所は4月9日、家電量販店など国内10業界が2008年度に発行したポイント・マイレージなどの年間最少発行額を推計し発表した。

来店キャンペーンなど購買金額に関わらず発行されるものや、特別会員向けなどの追加発行分を除いたため、推計額を年間最少発行額として算出した。

推計によると2008年度の発行総額は8917億円となり、今後の発行額は日常生活での消費に関連した企業ポイントの一層の普及で緩やかに拡大し、2009年度には9115億円、2014年度には9849億円となる見込み。

2009年度は、2009年末までに商品などに交換された793億円相当の家電エコポイント(1ポイントを1円で換算)を組み入れると、1兆円規模のポイント・マイレージが発行されたことになるとしている。2008年度の推計値では、国内10業界が発行した総額のうち、家電量販店、クレジットカード、携帯電話の3業界の合計が5割超を占めた。

10業界中、家電量販店(上位10社)の年間最小発行総額は2385億円でトップとなり、総合スーパー(上位5社)は507億円、百貨店(上位8社)は242億円、コンビニエンスストア(主要4社)は195億円、ドラッグストア(上位5社)は77億円、インターネット通販(Yahoo!、楽天)は35億円に上った。

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