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ファミリーマート/生ゴミのリサイクルシステムが1000店舗体制に

2010年05月21日 / トピックス

ファミリーマートは5月20日、店舗の食品廃棄物を飼料、肥料にリサイクルする「生ゴミ回収リサイクルシステム」を愛知県内でこれまでの約2.6倍となる139店舗に実施店舗を拡大したと発表した。全国規模では1000店舗超のリサイクル体制が整うことになった。

これによって、名古屋市内のファミリーマート店舗の約90%が同システムを実施することになった。同システムは1999年にスタートし、愛知県内では2004年から開始。3月末現在で名古屋市内の店舗のうち53店舗が実施していた。5月の1日に実施店舗を拡大した。

ファミリーマートの「生ゴミ回収リサイクルシステム」は、3月末現在15地域合計938店舗が参加している。

今回の名古屋市内での拡大は、ファミリーマートの事業系廃棄物回収の推奨業者であるミナミ産業の協力により大幅にリサイクル店舗数を拡大することが可能となった。各店舗で発生した食品廃棄物は、ミナミ産業が食品廃棄物専用の車両で回収した後にリサイクル工場に運び堆肥化される。

ファミリーマートは、店舗の食品廃棄物から生成された飼料で育てられた豚肉を使用した弁当の販売や、揚げ物の調理で使用した廃油をリサイクルし、ハンドソープにするなど、リサイクルループの推進に取り組んでいる。

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