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アウトレットモール市場/2010年度の売上は10.9%増の6188億円

2010年06月28日 / トピックス

矢野経済研究所が6月28日に発表した、アウトレットモール市場調査によると、2010年度は全国で2施設が開業予定であり、売上高は6188億円(前年度比10.9%増)となる見通しだ。

2009年度アウトレットモール市場規模は前年度比5.2%増の5578億円の見込み。日本国内で展開しているアウトレットモールは2009年度で36施設(インターネットモールはのぞく)。

以前は特別な買い物場所だったアウトレットモールは、施設数が増加しリピーターも増えたことで、消費者にとって百貨店・GMS(総合スーパー)・駅ビルなどと同等の日常的な購入チャネルの1つとなってきている。

市場拡大・活発化が目立つアウトレットは、実店舗だけでなくインターネットでも拡大している。最近では、インターネット上で国内外のファッションブランドをアウトレット価格で販売するサイトが増えており、これらのサイトには国内ネット通販企業によるものと、海外のブランドディスカウントサイトの日本版がある。

扱っている商品が単なる訳あり品ではなく、人気のブランド・高級ブランドであることに加え、時間限定セールや数量限定セールなど購買意欲をかき立てる仕組みがあることから人気を得ている。

調査期間はことし5月~6月で、調査対象はアウトレットモールを運営・展開する企業。調査方法は門研究員による直接面談、FAX、郵送等によるヒアリング併用。

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