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パナソニック電工、三洋電機/照明・冷凍冷蔵設備を統合管理し省エネ推進

2011年02月28日 / トピックス

パナソニック電工と三洋電機はこのほど、スーパーマーケットの省エネと二酸化炭素削減に貢献する、照明・冷凍冷蔵設備環境の統合コントロールシステムを本格展開する。
<冷蔵ケースの展示>20110228sanyo.jpg
パナソニック電工の「照明環境統合コントロールシステム」と三洋電機の「店舗統合管理システム・エコストアシステム」を連携させたシステム。各システムで個別に行っていた店内照明の高効率制御やショーケース・冷凍機の高効率運転抑制を一元化。
外光の明るさや時間帯によって店内照明とショーケース庫内照明の照度調整をし、ショーケースの温度設定を自動制御するなど、「店舗まるごと」の省エネソリューションを実現するという。
新システムは、2010年10月1日に北海道札幌市に開店したコープさっぽろ西宮の沢店に実験導入した。2011年2月8日から10日まで、東京ビッグサイトで開かれれた「スーパーマーケットトレードショー」で展示説明を実施した。
新システムでは、空間の明るさ感を定量的に表現するパナソニック電工独自の指標「Feu」を活用し、店舗内照明を調整、天井照明と庫内照明を連動させた調光をするほか、冷蔵ケースの冷やし過ぎを防止する。店舗全体における冷凍機・ショーケース・照明の消費電力を約20%削減できるという。
問合せパナソニック電工情報機器事業本部ビルシステム事業部TEL:06-6908-1131(代表)
三洋電機コマーシャルカンパニー冷熱技術開発センターTEL:0276-61-9401

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