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西友/店舗全体のエネルギー使用量「見える化」システム、全店導入

2011年05月24日 / IT・システムトピックス

西友は5月24日、多店舗を一元管理することが可能な「多店舗エネルギー・トータルマネジメント・システム(多店舗EMS)」を2011年末までに全370店へ導入すると発表した。
<多店舗EMSの概要>
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多店舗EMSは、三洋電機が開発したもので、西友の店舗向けに最適化した。照明、空調、冷凍・冷蔵機など、店舗運営のために必要なエネルギー消費の大半を占める設備機器をネットワークで結び、一元管理を実現、遠隔地からの制御を可能にした全店舗対象の統一システム。
電気、ガス、水道などの消費エネルギーの「見える化」が可能となり、設備稼働状態の監視と制御、また、異常警報の受信の精度が大幅に向上する。
統一システムの導入により、各店舗の消費エネルギーを一元管理し、設備運営の見直しなど、有効施策をタイムリーに立案、実行に移すことでエネルギー削減に向けての取り組みを推進する。
「全国約400店舗の主要設備機器をネットワークで結び一元管理するシステムとしては、業界で初めての実働」(同社)という。
2010年8月から、既に関東を中心に数店舗でパイロットプログラムを実施、現時点では23店に導入、2011年末までには西友の全店370店舗にて導入が完了する計画。
今後、5年間で現在の全店舗における消費エネルギーの約20%の削減を目標としている。
問い合わせ三洋電機産機システム営業推進統括部プロモーション部担当:岩崎、木下TEL:03-6364-3729

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