流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





日本アパレル・ファッション産業協会/企業とクリエイターのマッチングサイト開設

2011年06月14日 / トピックス

日本アパレル・ファッション産業協会(JAFIC)は6月9日、「JAFICPLATFORM」(JPF)を開設した。
大手・中堅アパレル企業と新興クリエーション企業の交流を通じて新たなビジネスモデルを創出することを目的とした取り組みで、両社の「出会いの場」を提供するもの。
<JPFの運用例(業務委託先の募集)>20110614jafic.jpg
協会によると「国内には、才能あるデザイナー、ディレクターなどクリエーション能力に優れた新興クリエーション企業が、多数、存在しているが、資本力などの課題もあり十分に実力が発揮できな状況がある。一方、大手・中堅アパレル企業は、オリジナリティーにあふれた自社商品の開発が日常的に求められており、人材を必要としている。両社を結びつける場を提供することで業界の発展に寄与したい」という。
現在、業務委託先を募集している企業が約50社とクリエイター50社が登録。今後、JPFの事務局を通じてマッチングを実施していく予定だ。
アパレルメーカーを中心としたJAFICの正会員企業は協会年会費のみで、業務委託先の募集が可能。一方、クリエイターは年間2万円の登録料が必要で、JPFの事務局が書類選考や面接をすることで、一定の実力を持った人材を確保する。
正会員企業が業務委託先としてクリエイターを募集するほか、登録クリエイターをスカウトすることや、クリエイターが業務受託先にアプローチするといった運用を想定。JPFは両社のミーティングまでをコーディネートとし、具体的な契約内容には関与しない。
「これまでは大手企業や老舗を中心とした協会のイメージがあったが、広くファッション業界に関わる新興クリエーション企業に役立つ活動を通じて、より協会活動を活性化させていく」(同協会)という。
■JAFICPLATFORMの概要http://www.jaic.or.jp/news/detail/95/

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧