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ジーンズ市場/2010年は9.1%減の5473万着

2011年08月09日 / トピックス

日本ジーンズ協議会は、2010年1月~12月のジーンズ製品生産調査を発表し、2010年の生産総数は主力のボトムス類で4591万着(前年同期比9.3%減)、トップス類を含む全体では5473万5000着(9.1%減)となった。
ボトムスでは、主力分類のブルージーンズは2425万1000着(17.1%減)となったが、、カラー物(チノパンツ含む)は1564万着(1.0%増)とわずかな増加を見せて健闘した。
ファッショントレンドの逆風を受けて女子(レディス)分野は2734万5000着(13.5%減)と落ち込みは継続した。一方で、男子(メンズ)分野はブルーデニムの劣勢をカラーで埋め合わせるなど、2112万4000着(1.1%増)の微増となった。
トップス類ではニット(Tシャツ等)は減産ながら、織物シャツ、ジャケット類は増加した。
小売市場での低価格ジーンズ「ブーム」の終焉などもあり、今後はこの調査には表れない金額面などを含めた業界の活性化が期待されるという。
調査は会員企業の数値をまとめたもので、ユニクロや大手GMSが取り扱うジーンズ製品は含まれていない。

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