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全米小売業協会/12月の米小売業売上高は前年同月比2.3%増

2010年01月19日 / 月次海外

全米小売業協会(NRF)が発表した2009年12月の米国内の小売業売上高(自動車、ガソリンスタンド、レストランを除く)は、前年同月比2.3%増、前月比0.5%減となった。2008年12月は前年同月比3.4%減だったことから、NRFは「明るい材料を提供した」としている。

2009年11月と12月を合わせた年間需要期の売上高は、前年同期比1.1%増の4468億ドルとなり、NRFが予測した1.0%減を上回った。

NRFは「小売業者は、在庫管理と低価格維持に気を配って需要期に備えており、その成果が出た。消費者は購買意欲を見せ始めているが、2ケタ台の高い失業率が障害になっている」と分析している。

12月の売上高で特に好調だったのはアパレル販売で、前年同月比7.0%増、前月比0.6減を記録した。ほかにスポーツ用品、ホビー、書籍、ミュージックショップも、前年同月比3.9%増、前月比1.6%増と順調な伸びを示した。一方、低迷する住宅販売市場を反映し、家具販売は前年同月比3.5%減だったが、前月比では0.3%の微増となった。

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