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JR博多シティ/開業効果で福岡市の百貨店売上増加、既存施設は売上減

2011年11月23日 / トピックス

日本政策投資銀行九州支店は11月22日、「JR博多シティ開業後のインパクト」を発表した。
開業月の3月の福岡市の百貨店売上高は17.4%増となったが、天神地区の既存3店は12.9%減となり、博多阪急開業の影響があったという。
また、オフィスマガジンめさーじゅ編集部の協力を得て1000人アンケートを実施し、JR博多シティの開業前後の天神と博多の実態を調査した。
調査結果によると、買い物に行くのは、既存商業集積地区の天神駅エリアが4分の3、博多駅エリアは4分の1で、両エリアとも、住所から近い場所によく行く傾向があった。
両エリアともに、職場から近い場所によく行く傾向があり、主な交通手段は天神駅エリアは、西鉄大牟田線・地下鉄・バスを利用する割合が多く、博多駅エリアは、JRの利用が圧倒的に多かった。
世帯構成は、天神エリアは本人のみが最も多く、博多駅エリアは、夫婦プラス子どものファミリー層が多い。
天神駅エリアの満足度では、デパート・商業施設・飲食店の多さ、商品・サービス、街歩きの楽しさなどが高いが、路上喫煙などのマナーの悪さが指摘された。
博多駅エリアの満足度は、ワンストップで買いまわりできる点などが高かったという。

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