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イケア/布団よりベッド、満足度が高い傾向

2013年02月08日 / トピックス

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イケア・ジャパンは2月8日、寝具に対する日本人の意識調査を発表した。昨年11月22日~30日、全国の30歳以上の男女832人に対し、インターネットを通じて調査したもの。

寝具と睡眠満足度の関係を調査するため、ベッドユーザーと布団ユーザーそれぞれに、現在の睡眠に対する満足度を聞いたところ、「非常に満足している」と回答したベッドユーザーが70.0%なのに対し、布団ユーザーは30.0%と、ベッドユーザーの半数以下の回答数という結果になった。

「全く満足していない」と回答した人は、ベッドユーザーが35.5%なのに対し、布団ユーザーは64.5%と2倍近くの回答数を得た。ベッドユーザーの方が、睡眠に対して満足度が高いという傾向にあった。

現在の寝具の利用状況と将来どちらの寝具を使いたいか聞いたところ、全体の67.4%が将来は「ベッドを利用したい」と回答し、32.6%が「布団を利用したい」と回答した結果となった。

寝具別に見ても、現在ベッドを利用している人で、将来もベッドを利用したいと回答した人はベッドユーザーの96.8%なのに対し、現在布団を使用しており、将来も布団を使用したいと回答した人は布団ユーザーの62.0%にとどまる結果となった。

寝具を選ぶ際に重視するポイントについて聞いたところ、「寝心地」93.0%が最も多く、次いで「価格」70.0%、「品質」47.8%が多くの回答を集めた。

一方で、「メーカー・ブランド」17.8%や「デザイン性」14.2%等、外見的な要素や、「保証期間の長さ」7.2%、「店員によるアドバイスの有無」7.7%等、サービスに関する要素はあまり重視されていない結果となった。

快適な睡眠を得るための寝ごこちの良さ、高い品質と、適切な価格の寝具が求められている事が分かったという。

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