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H&M/ユニセフに450万ドル寄付

2009年11月27日 / トピックス

H&Mは11月26日、国連児童基金(ユニセフ)に450万ドルの寄付金を拠出すると発表した。新たに立ち上げるユニセフとの新5か年共同プロジェクト「All for Children」の一環で、インドのコットン生産地域で生活する子どもたちの権利の保護が目的としている。

All for Childrenプロジェクトは、H&Mとユニセフとの共同プロジェクトとしてはこれまでで最大規模のもので、今回はインド南端部のタミルナードゥ州セーラム地域とダルマプリ地域の子どもたちを通学させることが目的。

また、多くの子どもたちが健康を維持できるよう、栄養ケアの環境を整え改善させることも含まれる。H&Mは児童労働に断固反対の立場を取っており、プロジェクトの成果を長続きさせるため、児童保護のポリシーと仕組、教育、地域の人々との協力体制作り、社会保護、健康と栄養ケアを5つの鍵となる戦略に掲げている。

さらにH&Mは、このプロジェクトで消費者も子どもたちの人権保護活動に貢献できるスキームを作っっており、12月に発売される特別デザインのコットンバッグ(販売価格499円)の売上の30%がプロジェクトに寄付される。このコットンバッグは年に数回H&Mの約1500店舗で販売され、第1弾はSonia Rykielのゲストデザイナーコレクション発売の12月5日に合わせ、Sonia Rykielのプリントで販売される。

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