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サッポロ/ビール原料に「RSウイルス」への感染予防効果

2012年12月06日 / トピックス

サッポロビールは、ビール原料のホップに含まれる成分に、RSウイルスへの感染予防効果と、感染による炎症の緩和効果があることを確認した。札幌医科大学との共同研究により、明らかとなった。ビール原料成分にこうした効果があることが発見されたのは、世界初という。

効果が確認されたのは、ビール原料のホップに含まれる苦味成分「フムロン」。同社は今後、フムロンの食品や飲料への利用を検討していくという。

RSウイルスは、主に乳幼児における感染率が高い。予防ワクチンや効果的な治療法がないため、重篤な呼吸器疾患に至るケースもあり、近年問題意識が高まっている。成人の場合は、感染しても軽い風邪程度の症状で治まるため、感染に気付きにくいという。

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