MUJI×UR/「無印良品 東京有明」にモデルルーム設置、団地リノベーションを体感
2026年02月06日 16:03 / 店舗
良品計画グループで住宅事業を手がけるMUJI HOUSEは2月6日、UR都市機構と共同で進めているリノベーション事業のモデルルームを「無印良品 東京有明」(東京都江東区)にオープンした。
MUJI HOUSEとUR都市機構は2012年に「MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト」を開始。これまでにUR賃貸住宅のうち79団地・約1500戸のリノベーションを実施してきた。
2021年にからは住戸だけでなく、団地外観や屋外広場、商店街区にもリノベーションの対象を拡大した「MUJI×UR団地まるごとリノベーション」を開始。全国4団地でこの事業を展開している。
こうした取り組みを通じて共同開発した「麻畳」などの商品を、無印の店舗で販売するといった成果も生まれている。
今回「無印良品 東京有明」店舗の2階にモデルルームを設置。
MUJI HOUSEの永原拓生社長によると、「無印良品 東京有明」の売場面積は約1400坪(約4628m2)と関東地方最大規模。商圏も一都三県(東京・神奈川・千葉・埼玉)と広く、広域の集客が期待できる。そうした点を考慮して同店舗でのモデルルーム開設に至ったようだ。
永原社長は「イベントや日々のお客様とのコミュニケーションを通じてサービスや商品について改めて考え直す場でもある」と定義する。
モデルルームには実際の団地で使っていた梁や玄関扉、牛乳瓶ボックス、公団マークのマンホールといった資材を取り寄せ、リアルな世界観を演出する。
住戸内を表現したエリアは寝室、ダイニングキッチン、リビングに分かれており、無印良品の家具やURとの共同開発品などを使用。屋外を表現したエリアは、実際の空間を再現してイスや机などを配置している。
今後は生活者の声を生かしたり四季を踏まえたりして、展示内容を変更することも検討していく。
さらにMUJIとURは新プロジェクト「団地をみんなで考える研究所」も始動する。これまでMUJIとUR双方の知見を生かしてリノベーションを行っていたが、新たに生活者の声を取り入れて、団地の活性化や住戸の新提案につなげる。
東京有明のモデルルームやウェブサイトを通じて、年間で2万人の生活者からアイデアや意見を募る。それをもとに団地や地域での取り組みに反映させていく計画だ。
MUJI HOUSEの豊田輝人リノベーション事業本部長は「今まではURとMUJIで考えたものをお客様に提案してきたが、今回は構想段階からお客様にも一緒に入っていただいて三者で考えていく」と狙いを説明する。
■無印良品 東京有明
所在地:東京都江東区有明2-1-7 有明ガーデン・モール&スパ1~3階
営業時間:(平日)10時~20時、(土日祝)10時~21時
アクセス:ゆりかもめ「有明駅」徒歩4分、「有明テニスの森駅」徒歩3分、りんかい線「国際展示場駅」徒歩7分、都営バス「有明二丁目」停留所前
ホームページ:https://shop.muji.com/jp/tokyo-ariake/
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