オカムラ/冷凍冷蔵ショーケースの新工場、スーパー・ドラッグの需要取り込む
2022年10月19日 12:50 / 経営
オカムラは10月19日、長野県須坂市に新工場を建設すると発表した。
同社はこれまで総合力を活かした営業活動を展開し、スーパーマーケットやドラッグストア業界などの需要を取り込み、主要製品の冷凍冷蔵ショーケース市場でも順調にシェアを伸ばしてきた。
新工場の名称は、「冷凍冷蔵ショーケース新工場(仮)」。同社グループは、中期経営計画において、既存事業強化・新規事業創出や重点取組み課題への対応などの「戦略投資枠」として400億~500億円を設定しており、新工場建設はその一環となる。これにより、さらなるシェア伸長に対応した生産体制を構築し、遠隔監視システムなどの保守サービスの事業基盤を拡大するとともに、内製化率の向上などによるサプライチェーン全体における継続的なコスト削減を推進していく。
この件による業績への影響は軽微だという。2023年8月着工、2024年7月竣工、同年11月稼働開始予定。
■冷凍冷蔵ショーケース新工場(仮)
所在地:長野県須坂市井上
敷地面積:約4万3000m2
延床面積:約2万4000m2
資金計画:自己資金
生産品目:冷凍冷蔵ショーケース
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