アトレ川崎/エキナカ商業施設を新設、大規模リニューアルで230店体制に
2018年02月15日 16:50 / 店舗レポート
アトレは2月17日、川崎駅直結の商業施設「アトレ川崎」を増床リニューアルオープンする。15日、関係者向け内覧会を開催した。
川崎市とJR東日本による川崎駅北口通路・北改札の開業に合わせた施策で、約3400m2を増床し、エキナカ商業施設26店を含む、46店が新たにオープンする。
2017年11月から順次開始した大規模リニューアルが完成するもので、店舗面積は約2万2000m2から約2万6000m2に拡大、店舗数も約200店から約230店に増加する。
川崎駅北口通路・北改札の開業に合わせ、新たにエキナカにも商業施設ゾーンを開設し、「デリカ」「スイーツ」「飲食」の3つエリアを展開する。エキナカもエキソトのアトレと同様に定期賃貸借契約で運営をする。
川崎駅周辺には、既存のアトレ川崎のほか、ラゾーナ川崎、川崎アゼリアなど、多くの商業施設があるが、駅直結のフロアとなる3階には、食物販や気軽に食べることができるカフェが少ないことに着目した。
空間コンセプトは、グッド ライフ マーケットで、駅利用者が毎日利用できる市場のように、気軽に利用できる店舗を集積した。
エキナカのデリカゾーンは、エキソトにイートインスペースをもった飲食店を配置していることを考慮して、テイクアウト中心の店舗をそろえた。
おにぎりの「ほんのり屋」、洋総菜の「RF1」などの定番テナントのほか、、神奈川初出店となる和総菜「あさ・ひる・夕ごはん 豆藤」、焼き鳥「鶏撰」、中華総菜「大連餃子基地」、いなり・おこわ「豆狸・福俵」など、14店の総菜専門店を集積した。
飲食店では、丸亀製麺を展開するトリドールの新業態「ふたば製麺」が出店、神奈川県初出店となる立ち食い寿司「築地すし好 Iki 粋」を誘致した。
エキナカは電車の乗り換えなどの隙間時間で利用するお客が多いため、短時間で食べられるメニューを提供する店舗をそろえた。
そのほか、テイクアウト専門の「スターバックスコーヒー」、ベーカリーカフェの「デリフランス」を配置した。
スイーツでは、和菓子の「御門屋」「浅草梅園」「にほんばしえいたろう」、洋菓子「柿の木坂キャトル」「ユーハイム」「ファンドリー」の6店を集積した。
エキナカでは食物販として、成城石井を配置したほか、利便性を高めるため、JR東日本リテールネットが運営するコンビニ「ニューデイズ」を配置した。
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