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スターバックス/オフィスコーヒー市場に参入、5年で500か所導入目指す

スターバックス コーヒー ジャパンは2月15日、同社のコーヒーをオフィスやレジャー施設、ホテルなど楽しめる「We Proudly Serve Starbucks」を本格開始する、と発表した。

<水口貴文CEO>
水口貴文CEO

「We Proudly Serve Starbucks」は、ビジネスパートナーとコーヒー豆、備品など商品供給契約、コーヒーマシンのリース契約を結び、店舗と同じ品質のコーヒーをスターバックス店舗以外でも提供するビジネス。

<「We Proudly Serve Starbucks」専用マシーン>

専用のマシンで、スターバックスクオリティの20種以上のドリンクを楽しめる。

従来から、出店要請があったものの、店舗形態では出店の難しかった小規模商圏や企業内のカフェテリア、レジャー施設、ホテル内、電車、空港施設での導入を想定しており、5年で500か所での展開を目指す。

<現在5社で導入>
現在5社で導入

2016年に先行して、京都府のオムロンヘルスケア本社で導入しており、現在合計5社のオフィスのカフェテリアで開始し、カフェテリア運営会社による有人サービスが行われている。多い日には1日200杯が提供されている。直近では10社以上の導入オファーがあるという。

コーヒーマシンは、アメリカで使用されているものと同じで、レシピは、同社のコーヒースペシャリストが日本専用レシピを開発した。

<カフェ出店継続と新ビジネス展開を両立と水口CEO>

水口貴文CEOは、「2017年の当社の実績は、93店舗純増し、店舗数は1304店となった。売上は前年比100億円以上伸び、2018年は115店舗出店予定で、カフェビジネスは順調に伸びている。今後継続して100店舗規模の出店を続ける。今回の新ビジネスは、店舗を超え、オフィスやニッチな場所での顧客との接点を増やし、スターバックス体験をどこでもできることでブランドとのつながりを深める」と説明。

また、「1兆3000億円とのいわれるカフェ市場で当社のシェアは20数%とみられる。1兆3600億円といわれる給食市場でも700億円くらいは、参入の余地があると考えている」と分析している。

今回のオフィスを中心とした新市場への参入について、「働き方改革の一環としてカフェスペースを重視する企業が増えてきている。スターバックスのコーヒーを通じて、社員間のコミュニケーションを深めたいというニーズがある。先行する他社とは、店舗で築いたブランドをもとに差別化を図っていく」としている。

<働き方改革の一環としてカフェスペースを重視>
働き方改革の一環としてカフェスペースを重視

オフィス以外での初の取り組みとして、2月15日からスキーリゾートHakuba Vallyの白馬八方尾根スキー場に、スターバックスのコーヒーを提供する「八方うさぎカフェ」がグランドオープン。標高1400m、一面の雪景色を見ながらスターバックスのコーヒーを楽しめる。

<スターバックスのコーヒーを提供する「八方うさぎカフェ」>
スターバックスのコーヒーを提供する「八方うさぎカフェ」

ドリップ390円、カフェラテ460円(サイズは全てトールサイズ)などを提供している。

<雪景色を見ながらスターバックスのコーヒーを楽しめる>
雪景色を見ながらスターバックスのコーヒーを楽しめる

<アメリカでは約3万6000か所で実施>
アメリカでは約3万6000か所で実施

同サービスはアメリカで約20年前からスタートしており、現在約3万6000か所で実施されている。そのほか、欧州、中東など30か国で導入している。

日本ではライセンスの関係上、カフェビジネスのみに限られていたが、3年前米国本社の子会社となったことにより、同サービスを本格開始する。アジアでは日本が先行導入となり、今後中国など他の地域でも開始が見込まれている。

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