アサヒ/国産最軽量級のアルミ缶共同開発、2019年上期完全導入目指す
2018年12月11日 13:50 / 経営
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アサヒビールは12月10日、昭和アルミニウム缶・東洋製罐・日本ナショナル製罐・大和製罐と共同で、国産最軽量級となるビール類350mlアルミ缶を開発したと発表した。
350ml缶1缶あたり最大で1g・約7%の軽量化となり、二酸化炭素排出量は年間で1万1000t削減できる見込み。
2017年3月から神奈川工場を皮切りにテスト展開を開始し、2018年中に全8工場の設備投資とテスト展開を完了し、2019年上半期中を目途に全8工場での完全切り替えを目指す。
完全切り替え時には、ビール・発泡酒・新ジャンル商品のすべてのブランドで展開する。
今回のパッケージ開発では、缶の強度などの製品品質を確保しながら、缶胴部分のアルミ使用量を最大限減らすことで軽量化を図った。
軽量缶の実用化にあたっては、主に工場の缶詰ラインにおいて、缶に加わる衝撃を抑え缶のへこみや変形を防ぐための製造設備の改造や最適化を行うなどの技術開発により実現した。
同様の軽量化を500mlサイズにも拡大する予定。
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