高島屋/3~11月、増税前の駆け込み需要で増収
2019年12月26日 20:40 / 決算
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高島屋が12月26日に発表した2020年2月期第3四半期決算によると、営業収益6766億3900万円(前年同期比2.6%増)、営業利益202億6100万円(4.5%増)、経常利益194億300万円(15.2%減)だった。
なお、親会社に帰属する当期利益は、固定資産売却益を計上し164億4700万円(43.8%増)と大幅な増益となった。
百貨店業は、増税前の駆け込み需要が下支え、営業収益は5803億9900万円(1.2%増)、営業利益65億6300万円(5.8%増)。港南台店は2020年8月に閉店、米子高島屋は2020年3月に全保有株式を地元企業に譲渡することで基本合意した。
キャッシュレス化として、ドコモのスマホ決済サービス「d払い」の利用店舗を全店に拡大し、インバウンド対応は、電子決済拡充、免税手続き簡便化などのほか、旅行、金融、交通系の海外企業との協働による集客強化に継続して努めている。
第3四半期より、従来「不動産業」としていた報告セグメントの名称を商業開発業に変更し、営業収益は337億8800万円(7.1%増)、営業利益は75億2700万円(7.7%増)だった。
資産・施設管理運営等にとどまらず、百貨店業とのシナジー効果を発揮する商業施設づくりにより取り組んでいく狙いで、第3四半期より、ゲートウェイ ベトナム エデュケーション ジョイント ストック カンパニー、グローバランド LTD.、ハノイ レジデンシャル アンド コマーシャルセンター ―HRCC LTD.を連結子会社としている。
通期は、営業収益9330億円(2.2%増)、営業利益280億円(5.0%増)、経常利益260億円(16.8%減)、親会社に帰属する当期利益170億円(3.4%増)を見込んでいる。
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