JR九州/3月期の流通・外食グループは営業損失25億円
2021年05月12日 10:30 / 決算
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JR九州が5月12日に発表した2021年3月期決算によると、流通・外食グループの営業収益は514億8800万円(前年同期比50.8%減)、営業損失は25億7500万円(前期は28億2500万円の営業利益)、EBITDAはマイナス11億8000万円(前期のEBITDAは44億7900万円)となった。
小売業では、コンビニエンスストアの新規出店やリニューアルを進めたほか、昨年11月には、「アミュプラザみやざき」に「東急ハンズ宮崎店」を出店するなど、落ち込む需要の歯止めに注力した。
また、昨年5月にJR九州ドラッグイレブンの株式の一部をツルハホールディングスへ譲渡した。これに伴い、同社を第1四半期連結会計期間末より連結の範囲から除外するとともに、持分法適用の範囲に含めた。
飲食業においては、昨年7月に福岡市地下鉄姪浜駅に「めいのはまMarche(マルシェ)」を、昨年9月にピザ専門店とチキン専門店のコラボ店舗や高級食パン専門店を、昨年11月に「アミュプラザみやざき」に牛たん専門店をオープンするなど新規出店を進めた。
また、博多駅のホームの店舗をポップアップショップとして活用するなど新たな取り組みを始めた。一方で、不採算店舗の閉店など一層の経営効率化にも努めた。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、駅構内店舗や既存の飲食店舗が大幅な減収となった結果、営業損失となった。
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